トラスタライズ理論– category –
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第78回 中小企業の人材不足は“採用・雇用”では解決しない――外部人材の力を活かす経営術とは
採用難が常態化するなか、中小企業は「雇用」だけでなく、信頼関係でつながる協業ネットワークとして経営を再構築する時代を迎えています 「求人頑張っているんですけど、なかなかいい人が来ないんですよね……」 経営者の方から、そうした声を聞くことが近... -
第77回 事業承継時に、経営者の求心力をどうつくるか
承継直後の経営者は、”正しく”未来を語ることで求心力と信頼獲得を加速させることができます。 「正直言うと、年齢も社歴も上の古参の社員たちが自分についてきてくれるのか、不安なんですよね・・・」ある二世経営者の方が、承継を目前にして、このように... -
第76回 中期経営計画は本当に必要なのか?
「変化の激しい時代だし、中計なんていらないと思っていたんだけど…」 先日、ご支援先の中期経営計画(中計)発表会に立ち会った際、発表後の雑談で社長がふと漏らされた言葉です。 中計は本当に必要かー 経営者や経営企画に携わる人々の間ではよく話題に... -
第75回 本当に意味のある“信頼経営”を実践するには?
自社の文脈で定義し、仕組みで積み上げ、経営者が意思として語り続けてこそ“信頼経営”は実現できます。 「ウチは信頼を何よりも大切にしているんです」そう語る経営者は少なくありません。むしろ、どうでもよいと公言する経営者はごくわずかでしょう。しか... -
第74回 節目の会社は、経営計画と信頼で未来を語ろう
創業〇周年や事業承継などの節目は、未来を共有する絶好の機会です。経営計画と信頼を軸に描けば、次の10年に向けたスタートダッシュを切ることができます。 「創業30周年を迎えるのに、何かしないといけないのは分かってるんです。でも…何をやったら“意味... -
第73回 まじめな会社は「経営計画」と「信頼」で飛躍できる仕組みをつくろう!
「うちは従業員みんなでまじめにやってるんですが、なかなかね…」 これは、ある社長から相談を受けたときの言葉です。創業20年、従業員15名。品質にこだわり、お客様には誠実に対応し、社員も大切にしている。けれど、思うように業績が伸びない。 「まじめ... -
第72回 なぜ社長の想いが伝わらないのか? ー中期経営計画を使った対話と信頼のデザイン
「こっちは並々ならぬ想いを持っているんだけど、なかなか社員が腹落ちしないんだよね…」 経営者は誰しも、社員に自分の想いと熱量を理解してついてきてほしいと願っています。しかし、熱心に語っても、なぜか社員には届かない。——そんなもどかしさを感じ... -
第71回 事業承継の時こそ考えたい「経営計画」の活用
社長とその後継者が議論を重ねながら経営計画を策定することは、その検討プロセスも含めて、円滑な事業承継の助けになります。 先日、かつて中期経営計画の策定をご一緒した社長と再会する機会がありました。その方は、3か年計画のスタートと同時にお父様... -
第70回 不祥事で失墜した信頼を取り戻す「仕組み」――信頼の再生に必要な5つの原則
「売上が減ることより嫌なのは、社員の家族から“あの会社、大丈夫なの?”と思われることなんですよね…」 先日、ある経営者がこんな胸の内を明かしてくれました。地方のとある中小企業で、数年前に比較的大きな回収騒ぎを起こしてしまい、信頼を大きく損ね... -
第69回 意図して嘘をつく生成AI 〜「信頼崩壊ゲーム」の衝撃〜
「やろうとしてできなかった」のではなく、「やるべきことを承知で、やらないと決めていた」 これは、先日ある生成AIとのやりとりの中で返ってきた、印象的な一言です。いまやAIは、私たちの仕事にも日常にも深く入り込んでいます。メールの下書き、データ...